倉敷南陸上競技部運動部部活動

陸上競技部_校誌「楠」第44号(令和2年3月発行)より

投稿日:2020年11月6日(金曜日)

  

  

  
 私たち陸上競技部は、今年度男子25名、女子21名、計46名と顧問の先生方5名と共に活動しています。陸上競技はトラック種目とフィールド種目に分かれ、その中でも短距離、長距離、跳躍や投擲など様々な種目があります。一概に陸上競技といっても、高校では多くの種目があります。その分仲間の頑張りに刺激をもらえることがあったり、目標に向けて共に頑張っていける個性豊かな仲間ができたりと陸上競技ならではの魅力がたくさんあります。


 また、陸上競技は大きく分けて走る、跳ぶ、投げるの3つにわけることができます。これは、誰もができる単純な動作ですが、その動作を磨くのは容易ではありません。日常生活の中で1cmや0.01秒は決して大きいものに感じることはありません。しかし、私たちはその1cmや0.01秒でも上を目指して何時間も何日もかけて練習をします。選手が懸ける想いは一言では表しきれません。陸上競技は身体を鍛えるだけでなく、考える力、時間を大切にすることも身につけることができます。


 陸上競技は「個人戦」とよく言われます。たしかに、勝負をする時は、まず自分との戦いです。しかし、それまでの過程には、家族の支えや先生方の熱心な指導があり、仲間と共に汗を流し切磋琢磨しています。また、つらい時にはお互い声を掛け合って士気を高めています。こんな最高なスポーツを私たちと楽しみ、思い出を一緒に作っていきましょう。


 今年は、男子400mHでインターハイに出場しました。中国総体では、男子400mH、走高跳、4×100mR、女子走高跳、走幅跳、四×四〇〇mHの計6種目の出場を果たしました。また、中国新人大会には男子110mH、女子400mHの2種目で出場しました。県駅伝では、すべての選手が全力で走り抜き、今後さらに成長していくためのいい機会となりました。選手一人ひとりが様々な面で活躍をみせた年になりました。今後も高い目標に向かって部活動に励みます。どうか倉敷南高校陸上競技部をよろしくお願いします。