倉敷南1年次2年次グローバル教育
国際チーム_カンボジア研修説明会
投稿日:2025年4月27日(日曜日)4月25日(金)18:00~19:30に、カンボジア研修説明会を実施しました。30名を超える生徒・保護者の皆様が説明会に参加してくださいました。


本校は、英語圏の高校(姉妹校ニュージーランドのカシミア高校)との国際交流を行う一方、カンボジアへも独自の研修を実施しています。本校とつながりの深い小学校(タカタハルユキスクール)への訪問を柱として、現地視察・国際貢献に重きを置いた研修です。カンボジアの歴史・伝統・文化や経済状況を現地で視察することに加え、国際貢献活動を模索したり、現地で働く日本人の方を訪問したりすることで、グローバルキャリア形成のきっかけとなることを期待しています。
鳥越教頭が、本校のスクールポリシーである『未来を拓く志と力 〜Chance&Challenge〜』の精神のに触れ、説明会に参加するという一歩を踏み出した生徒に、そしてそれを後押ししてくださった保護者の皆様に、ご挨拶申し上げました。
次に、本校教員と東武トップツアーズのご担当者様が、研修の概要や目的、費用などの説明をしました。今年度の研修は、8月2日(土)〜11日(月)9泊10日の予定です。生徒30名に対し、本校教員2名と東武トップツアーズの添乗員、さらにツアーコーディネーター、日本語が堪能な現地ガイドが同行予定です。
この後、ZOOMでカンボジアのシェムリアップにオンラインで接続し、現地でのコーディネートをしてくださるKAMPU JHCの担当者様が色々なお話をしてくださいました。また、予定されている現地のガイドさんともオンラインで対面しました。



JHCの担当者様は、この研修にかかわり、「一歩踏み出してそれを努力して継続すること」の大切さを強調されました。また、倉敷南校生にとってのカンボジアを訪れる重要性や価値観が違う人との交流の素晴らしさを伝えていただきました。



今回は過去に研修に参加した卒業生も参加し、カンボジア研修を通して感じたこと、そして自分が成長できたことを話してくださいました。
41期生(2017年卒) 第1回カンボジア研修参加
自分の当たり前はみんなの当たり前ではないということに気づかされました。自分の思い込みが自分を縛ってしまいます。カンボジア研修は、自分の価値観を広げることができる良いきっかけになりました。私の大学進学にはカンボジア研修が大きく影響しました。当時は部活動もしており参加するかどうか悩みましたが、自分の興味を大切にして参加して良かったです。
43期生(2018年卒) 第3回カンボジア研修参加
タカタハルユキスクールの子どもたちの目がキラキラして笑顔が素敵でした。子供達は決して豊かな生活をしている訳では無いですが、素直で優しい真っすぐな温かさを感じました。国の成長に経済的な豊かさだけではない、心の豊かさを感じ、この経験が自分を大きく成長させてくれました。カンボジアと聞くと異世界のように感じるかもしれませんが、日本と同じ当たり前の日常がカンボジアにはあります。気がつくと帰るのが辛くなるぐらい愛着がわきました。現地ではしっかりとサポートしていただけるので安心してください。自分の世界を広げて、何でもやってみようと一歩踏み出してみてください。
46期生 @カンボジア(2022年卒) 第4回カンボジア研修参加
私は現在、大学生ですが1年休学し、カンボジアの保育園でインターンシップ中です。研修に参加して、発展途上国への固定概念が払拭されました。経済的支援が必ずしも発展途上国にとって良いとは限らない。経済支援はいつかはなくなってしまいますが、教育面の支援は子どもたちを成長させ、いつまでもその地域に根づきます。そのため、現在、カンボジアの保育園に来ています。経験値を増やす、視野を広げる。思い出づくりという気軽な気持ちでも良いと思います。それが自分にとっての強みや自信になるかもしれません。言葉の面での心配はそこまで感じなくても大丈夫です。クメール語は基本的なあいさつができればOK。子どもたちとの交流は言葉がなくても通じるものがあります。



また、46期生 (2022年卒) (現在インドネシアの大学に留学中)の方も、カンボジア研修を振り返り、その体験談やその後の人生への影響についてコメントを寄せてくれました。
最後に、参加者募集と選考について国際チームからご案内です。
・募集期間 4月28日(月)〜5月7日(水)17:00〆切 担任に提出
・課題作文+面接(応募人数多数の場合、面接実施)
・募集人数 30名
・参加決定生徒発表:5月16日(金)
英語圏での交流とはまたひと味違うカンボジアでの現地視察・国際貢献で、先輩方のようにみなさんが成長してくれることを楽しみにしています!!