倉敷南1年次教科活動

研究授業_芸術科(美術)

投稿日:2024年11月26日(火曜日)

11月21日(木)の午後、本校で芸術科(美術)の研究授業が行われました。テーマは「大原美術館分館の外観のひみつ」。2時間連続の授業を通して、分館の設計や造形が、倉敷の町並みとどのように調和しているのかをじっくりと探りました。

授業の前半では、まず大原美術館分館の外観についての詳細な動画や写真資料を使って鑑賞を深めました。周辺環境との関係性や、設計者がどのような意図を持ってデザインを手掛けたのかを考察する時間でした。さらに、ドイツ、ローテンブルクの動画も視聴し、建築やデザインの歴史的な背景に触れることで、分館のデザインが持つ独自の意味をより深く理解することができました。

後半の授業では、生徒たちが「先生」役となり、各自が気づいた点や発見したことをクラス全体に発表しました。自分の目で見たことを分析し、考えたことを共有することで、デザインの意図や背景についての理解が一層深まったようです。熱心なディスカッションの中で、分館のデザインに込められた設計者の思いやメッセージを掘り下げていきました。

授業者のアドバイスもあり、生徒たちは建築と周囲の環境とのつながりを深く理解できたようです。これからも、美術の授業を通じて視野を広げ、作品や建築物の新たな魅力を発見していく姿を期待しています。