倉敷南1年次教科活動

芸術科_音楽 Ⅰ で「弦楽器体験講座」を行いました!(芸術科・音楽)

投稿日:2025年12月17日(水曜日)

本年度より、音楽 Ⅰ の授業で弦楽器体験講座を行うことにしました。2学期の10月後半から11月前半にかけて、各クラス計8時間の計画で、授業を行いました。

弦楽器は、外部の企業からレンタルしました。ヴァイオリン14台、ヴィオラ4台、チェロ3台を借り、一人1台楽器を手にして、その演奏方法を基礎から学びました。

音楽室にある机をすべて廊下に出して、教室を広く使って練習をできるように工夫しました。

最初は楽器の扱い方から学び、続いて基本的な弓の使い方(ボーイング)を練習した後に、音階練習を行いました。チューナーを使用して、正確な音程で演奏できるように気をつけました。

最後には、エドワード・エルガー作曲の「威風堂々第1番」の中間部の有名なメロディーに挑戦しました。実際にオーケストラにおいて弦楽器で演奏される部分を、初心者でも演奏しやすいように少しアレンジを加えて、生徒に取り組んでもらいました。

初心者でも取り組みやすいように、楽譜を前に投影し、演奏上の注意点や楽譜の読み方を解説しています。

たった8時間の授業時間でしたが、生徒はみるみる成長し、最後には弦楽器ならではの素晴らしい音色とハーモニーで「威風堂々」を奏でることができました。授業後のアンケートでは、「ビブラートの掛け方を知りたい」「弦楽器の歴史を知りたい」「コントラバスに挑戦したい」「もっと弦楽器の授業時間が欲しい!」など、弦楽器講座への前向きなコメントが多くありました。

次年度以降も、「弦楽器体験講座」をさらにブラッシュアップして継続していきたいと考えています。