南高ライフブログ

12月11日（木）、前日に本校に到着したカシミア高校の生徒・先生のため、体育館に全校生徒（1, 2年次）が集まり、カシミア高校歓迎式を行いました。
吹奏楽部がニュージーランド国歌を演奏する中、ホストスチューデントと一緒にカシミア高生が入場しました。それから、校長先生・生徒会長が英語で歓迎の言葉を述べました。吹奏楽部の歓迎演奏がさらに歓迎ムードを高めました。その後、カシミア高生は緊張の面持ちでしたが、一人ずつ日本語で自己紹介をし、カシミア高校独自のハカを全員で披露してくれました。ハカはニュージーランドのマオリ族に伝わる伝統的な踊りで、各校で違うそうです。体育館の床が大きく振動する力強い動きに、南高生は圧倒されました。それに応えるように、南高生は校歌を全員で披露しました。最後に両校生徒の集合写真を撮って歓迎式を締めくくりました。

歓迎式の後は、日本文化に関係する授業を体験しました。『美術(日本画)』『書道』『家庭科』です。美術と書道では、日本風の絵を参考に金屏風に絵を描き、書道では漢字の意味から好きなものを選んで、同じ屏風に漢字を書き足しました。書道をやったことのある生徒がいたり、初めてで姿勢と筆の持ち方から初めての体験したり、楽しい時間になりました。また、美術でも書道でも本校の生徒が先生役として、英語と日本語とジェスチャーを交えながら一生懸命、考えを伝えようと頑張っていました！

家庭科では、１年次各クラスの家庭クラブ委員と一緒に、おにぎりと味噌汁を作りました。カシミア高生は、おにぎりの握り方に苦労していましたが、自分で握ったおにぎりを頬張って楽しそうに食べていました。味噌汁も美味しくできたようで、カシミア高生もすべて飲み干していました：）

午後は１，２年次の通常授業に混ざって、倉敷南高校の授業体験です。カシミア高生が、それぞれのホストスチューデントのクラスに入って、異なる授業を体験しました。熱心に勉強する、普段の南高の様子がわかったのではないでしょうか。
授業後の掃除も一緒にやりました！ ニュージーランドの学校生活には「清掃時間」はないそうで、カシミア高生には新鮮な体験だったようです。

明日はスポーツ大会です。
カシミア高生を仲間に入れて、クラスみんなで一丸となれるように、声を掛け合ってがんばろう！