倉敷南2年次キャリア教育

2年_マイクロディベート クラスマッチ

投稿日:2024年2月14日(水曜日)

2/13(火)・14(水) 2年次生は総合的な探究の時間に「マイクロディベート」に取り組んでいます。先週はディベートを経験する場として,下調べがなくても話し合えるテーマでした。ところが,今回はさらに深く多岐にわたる主張が設定できるテーマになりました。


テーマ「日本は、生徒の情報活用能力の促進のため、中学校から ChatGPT、Bing Chat(ビング・チャット)、Bard(バード)などの生成 AI を自由に使って学習することを認める。是か非か。」
この議論に立ち向かうためには、できるだけ多くのメリット・デメリットを調べ上げ、自分たちがどの主張で戦うのかを考える必要がありました。さらに,相手がどういう主張をしてくるか、どういう反論をしてくるかまで考ようと、2/13(火)には個人での下調べやグループ内での打ち合わせをしました。
 2/14(水)には実戦を行いました。審判の役割をするグループは、議論の中身を吟味して肯定と否定のどちらの主張が優勢だったかを判定します。その根拠を審判一人一人が説明することになっていたので、肯定・否定の主張を記録を取りながら真剣に聞き入っていました。いずれの主張にも妥当性があり判定が分かれることもありましたが、公正な判定を目指して真剣なディベートが展開されました。

〈生徒の感想〉

・議論の全体の流れを考えながら最終弁論まで持っていくことができた。今回は事前に調べていたため相手の意見に反論したり立論を立てるのがやりやすかった。ある程度基本知識を身に着けておくことが大切だとわかった。

・今回は審判側としてディベートに参加したが、どちらの立論も的を射た主張だったので最終的な判断に迷うことになった。審判を経験することで、どちらの主張がより論理的だったかどうかを判断する能力が養われると思うので、経験したほうがいいと思う。