倉敷南

10月の自由俳句から

投稿日:2016年11月1日(火曜日)

10月31日(月) 暑さから寒さへひとっ飛び。今年の秋はなんだか短い。10月は第3回考査に始まり、部活動では対外試合や発表会で大忙し。生徒たちには実りの秋です。2年次生は進路のことがリアルに気になり始め、年次集会でも「ゼロ学期」という言葉が飛び出しました。「やっと意識し始めたか」とは進路担当の先生のつぶやき。今月のテーマは「発見」です。
● 夏終わり課題してたらゼロ学期
● そろそろか終焉迎える中だるみ
● もしかして模試がどんどん増えている
● 友とした恋バナ今は進路バナ
● 衣替え箪笥の中に五百円
● 大掃除思いで掘り出し懐かしむ
● 間引き菜を食べたら舌が悲鳴上げ
● 食欲は秋が過ぎてもおさまらず
● 綿菓子が鱗に替わる空模様
● 鰯群寒空の中泳ぎ行く
● 陽の光見つけて走る通学路
● 知らぬ間にうちの犬の毛冬仕様
● 温度差で曇る眼鏡と来たる冬
● 寒暖差くしゃみをひとつ冬が来る
● 自販機にホットが並び冬近し

cimg1201s cimg1215s cimg1167s