倉敷南教科活動キャリア教育図書館施設・環境

南高図書館サインのリ・デザイン

投稿日:2022年6月23日(木曜日)

令和3年度「キャリアⅠ」美術入門チームが課題研究で「南高図書館サインのリ・デザイン」に取り組みました。この度、その研究結果を基に、南高図書館のサインを新しくしました。図書館が素敵な利用しやすい空間に生まれ変わりました。

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■要旨  学校図書館のサインをデザインし直す

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■目的・仮説・研究背景

南高図書館のリニューアルに伴い、サインを新しく作り直し、図書館の統一化を図ります。以前よりも見やすく、新しい図書館に馴染むサインにすることで、より気持ちよく利用しやすい空間となることを目的としています。

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■研究方法

司書の先生から話を聞き、今のサインでの不便なところや、新しいサインの要望を確認しました。そして、他の図書館のサインや視聴覚伝達デザインの手法や効果についての書籍などを参考に、サインの表示の方法から考え直しデザインを決めていきました。

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■結果・考察

・正面と背面から本を入れる棚は、側面に2つの台紙に分けてサインが書いてあった表示を、三角形の立体に変えることで、左、右、正面のいずれからも見やすくしました。

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・南高のイメージカラーである、楠の木の緑色を基調とし、明暗差のある2色ですっきりと読みやすいデザインにしました。また、緑色は安らぎや癒やしを表す色でもあるので、理想の図書館のイメージに合う。

・本の配置が変わったときのことを考え、司書の方が追加作成しやすいよう、wordソフトで作成し、シンプルなデザインで統一しました。

・文字のフォントはみんなになじみがあって、遠くからでも見えやすいゴシック体にしました。

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■結論・展望

・サインを改善してより良いものをつくるためには、現状を知り、利用者や管理者など、関係者の視点からものを見ることが大切だと分かりました。