倉敷南

8月の自由俳句日記から

投稿日:2016年9月2日(金曜日)

9月2日(金) 夏休みは実質的には2週間。課題に追われ、部活動で競い合い、あっという間に終わりました。「1年次の忙しすぎた夏休みも、今から思えば随分自由があった。」学年が上がるほど忙しくなるのだと悟った2年次生。2年次生が17文字で夏を振り返りました。

●少しだけ僕を助ける扇風機
●ダラダラと流れる汗と過ぎる時間(とき)
●向日葵が熱い日射しを押し返す
●蜘蛛の巣がいくら取っても朝はある
●蝉の声テレビの音に大勝利
●ひや麦の色つき麺だけ選び食う
●冷え冷えのアイスでパワー湧いてくる
●この西瓜ルビーかトパーズかどちらかな
●背伸びして風鈴揺らす童(わらべ)たち
●アスファルト裸足で駆ける地獄かな
●土砂降りと共に消え去れワーク類
●不自由と感じた去年の自由さよ
●とらわれた恋という名の蜃気楼
●過ぎ去ればなぜか恋しいあの暑さ

CIMG0576s CIMG0392s CIMG0569S